一歩踏み出す‘‘きっかけ’’

まさか、自分が誰かの人生を変えるきっかけになれるとは思ってもみなかった。 知り合って3、4年になる友人が、 「めくばせの姿を見て、このままではいけないと思った。」 と言って笑った。 彼女は自他ともに認めるワーカホリックで、学生時代はいくつものバ…

キャリーケースと、心の壺

部屋の隅に影を落とす、壊れたピンクのキャリーケースを捨てることにした。片方しか付いていない取っ手を握りしめ、あの日の夜と同じように階段を下る。 あの日の夜。もういつだったかすらも思い出せないほど、遠い記憶のように思える。とは言っても、今年の…

やっと好きになれたお風呂と、輪郭の話

今日は、わたしの最近の楽しみについて書こうと思う。 納期が迫る記事を書いていたら文字が解読できなくなってしまったので(ひどく疲れると、文字があることは分かるのに言葉の意味が認識できなくなったり、頭の中で文字がバラバラになって理解できなくなる…

「満員電車には乗らない」と決めた

雨が窓に激しくぶつかる音を聴きながら、照明を落とした部屋のど真ん中でパソコンに向かっている。 車のタイヤが水溜まりを掻き分ける。それがあまりにもやさしい音で、去年の2月に免許合宿で「雨が降っている時も歩行者にしっかり配慮すること」と教えられ…

執筆した記事一覧【随時更新】

【SHE shares】 「肩の力を抜いて、もっと優しく美しく。」フラワーハーブスタイリストが提案する、バラ色の楽しい暮らし方とは。 「『食』を『デザイン』で魅力的に伝えたい」マルチに活躍するスイーツプロデューサーの、憧れを仕事に変えるまでの道のりと…

「ちょっと出てこれない?」に憧れている

「ちょっと出てこれない?」 特に観ているわけでもないテレビの音をBGMにして、頭のてっぺんで縛ったお団子をふわりふわりと揺らし、彼のTwitterを遡って「あ~~~~会いたいな~~~~」と心の中で叫びながらベッドにダイブした瞬間。 右手の中で振動するi…

キッチンとわたしと「好き」と

蛍光灯が申し訳なさそうに光るキッチンで、わたしはひとり、アツアツのご飯とひきわり納豆を口の中にかきこんでいた。 改札前で恋人に月末までの別れを告げ、電車内に乗り込んだあと、少しだけ泣き出しそうになりながら、家に帰ったらキッチンでひきわり納豆…

歌に隠れた彼らの事情【back number:エンディング】続き

彼女と別れて2週間が経った。 日曜の午後は、ふたりで過ごすと決めていた。それなのにふたりで乗り慣れたこのバスには今、ぼくしか乗っていない。 バスの揺れ方で人生の意味が分かる能力を持っていたら、彼女が離れていくこともなかった、かもしれない。 街…

歌に隠れた彼らの事情【back number:エンディング】

この写真、夏にわたしが撮ったものなのだけれど、見るたびに「back number」を思い出すんですよね。 撮った角度とか花の色合いとか開き方とか、後ろが黒いところとか、なんとなく彼らっぽい感じがする。MVに出てきそう、こういう花束。 みなさんの中で、back…

たぶん今週はダメ人間

2017年、早くも9月に突入してしまいましたね~~。毎日ブログ書くぞ!って最初は意気込んでいましたが、ふつうにむりでした。数字を取れる記事を書けるようになるべく色々勉強もしていますが、家に帰ってくるともうむり~~~~って思っちゃうんですよね。ラ…

今日で234日目らしい。

気がつけば2017年も8月下旬、あと10日後には9月に入る。なんという速さ。あれ、つい昨日「あけましておめでとうございます」と親戚中に挨拶して回ったんじゃなかった?と疑問を抱きながら数えてみたら、今日でなんと234日目である。当たり前か、昨日なわけな…

グラタンと日常に隠れたスイッチ

少し肌寒いくらいに冷房が効いた部屋で、ぱたん、とわたしは本を閉じた。先週、尊敬してやまない夏生さえりさんからサインと共に手渡された『口説き文句は決めている』である。 ‘‘食と恋’’というテーマで書かれたこの素敵な本を読み進めるうちに、わたしにも…